11.がんサロンの難しいところと良いところ
1) 継続していくためのバトンタッチ
(サロンの)難しさは継続していくこと。やっぱりC患者会で継続していかなきゃ絶対にダメだっていうことを体験しているので、それは場所で会ったり、運営している人であったりしますよね。だからやっぱりがんの人ってずっとできないですよね、がんだけじゃないけれども。やっぱり次の人にバトンタッチしなきゃいけないので、そういう人を探すのはこれからEサロンでの課題でもあると思うんですけど、そういったところが一番ですよね。継続していくためにそういうやってくれる人がずっと続けて、見つけなきゃいけないところがありますよね。
2) 居心地の良い場所
いいと思うのは先ほど言ったお互いの力を引き出しあいたいとか、聞くだけの日もあれば、でもそばにいるよって。ここにね、そばにいるよっていてくれるだけでやっぱり自分の中でとても心強いんですよね。だから居心地の良い場所づくりっていうのをすごく気にするのは、別に私たちはアドバイスもできないし、指示とかもできないけれども、聞くことは、寄り添ってきく。そういうことはできるよってわかってもらえたらすごいうれしいですよね。
3) ここに来て笑えた、また来るね
ちょっとだけね、笑えたわとか、ここに来て笑えたわって、また来るねって。そういってもらえるとすごくうれしいですよね。
だからずっと暗い話だとみんなはダメなんです。いっぱい(暗い話を)するけれども、また帰り際には盛り上がってね。ブラックジョークみたいな感じでね、ときどき。
4) 仲間作りも難しい
(がんサロンの難しさは継続することと、)あと仲間作りですよね、仲間作りか。
たまたま今ね、FさんとGさんがいてくれるんですけどね。それぞれの個性の良いところをね。だけど、これで人が増えたときに、またどう動いていくかがね。そこが心配事。
(12)へつづく。