がんと生きる患者力の向上かんがえ隊:がん患者同志!つながるWA:告知後知りたい事ってなあ~に

 

 がん患者さんが告知後に知りたいことについて情報共有する場にしたいと考え、

 「がんと生きる患者力の向上かんがえ隊」の部屋を作りました。

 

 現在、新型コロナウィルス感染症が流行していますが、こうした出来事に対する情報共有もできればと思います。

新型コロナ感染症流行の中で感じること

 

 私は乳がんサバイバーです。よろしくお願いします。

 2月の感染流行初期はまず「うつらない・うつさない」との思いで生活をしていました。3月に入り岡江久美子さんの件でがん患者はリスクが高いとの過剰な報道があり、不安から恐怖へと変わり、今まで以上に家にこもっていました。何よりも怖いのは急激に重症化し死に至ることです。がん患者=コロナ=死・・呪いの言葉が頭から離れませんでした。

 ワイドショーの見過ぎで情報の洪水に溺れてしまい、気持ちが麻痺しコロナの言葉にも何も感じなくなってきました。感情が抑圧されていると思いワイドショーを見るのはやめ、自分の中で必要な情報だけ拾うようにしましたが何が正しい情報なのかを見極めるのは難しいと思いました。

 気持ちが落ち着いてからはリスクにばかり気をとられないで免疫力アップに目を向けていこうと思い、先ずは自粛生活で蓄積した脂肪を減らすため、毎日1時間くらいかけて近所を散歩することにしました。マスクと眼鏡に帽子を被り顔が殆んど見えないので知り合いとすれ違っても気づかれない自信はあります。

 ふたつ目は2月からサロンやイベントが中止となり会話に飢えていた私はメールではなく時どきは電話で話すようにしました。声を聴くだけで温もりが感じられて気持ちがほっこりしました。何気ないおしゃべりがどんなに幸せな時間だったのか気づかせてくれたのです。今は逢えないけどみんな頑張っているんだね、再会したらハグしそう。

 医療や介護そして生活を支えている多くの方々に感謝しながらの自粛生活ですが長期化すると見えてきたのはシンプルに暮らすことの心地良さです。価値観が変わってきたのかもしれません。今の経験がこの先にある光に繋がることを信じて乗り越えていきましょう! (アネモネさんより)